えほんえほんだーいすき

暮らしの中でなかなか語れない大好きな絵本の共有スペース⸝⸝꙳

11.のりものクッキー

今日の1冊はこちら

「のりものクッキー」

作者 彦坂有紀 もりといずみ

 

のりものクッキー

図書館で表紙のかわいさに一目ぼれして

借りてきました。

 

今息子が乗り物大好きで、

特に働く車にドはまりしているため

最近は乗り物関係の絵本を

手に取ることが多いんです。

 

日に日に働く車愛は増してきて

寧ろ、最近は借りる本全て

そればかりになってきていまして。

 

もちろん私は乗り物に全く興味がないので

この絵本は出会うことはなかったであろう

新しい出会いでした。

 

こちら、とてもシンプルな絵と文字の絵本なのですが

そのシンプルさがとても良く考えられているんです。

 

内容は

いくつかの乗り物が登場していき

最後はパクっと食べてしまう

 

というものなのですが

 

まず、このシンプルな絵がかわいい。

 

色数は少なくサクサクのクッキー感がよく

表現されています。

 

本をよく見てみると

作者の1人は木版画家さん。

 

なるほどこの絵は

木版画だったのですね。

 

そしてこの絵本は何といっても

 

「文字」

 

が素敵なんです。

 

登場する乗り物の「音」が

「文字」で表現されているのですが

 

その配置も音と合うように

構成されていて

そのテンポが読んでいて楽しい。

 

そんな楽しい音が流れて

最後

 

 パクパク

  ぱくぱく

   たべちゃった

 

は、笑顔で何度も口ずさんでしまう

そんな不思議な魔法がかかっています。