えほんえほんだーいすき

暮らしの中でなかなか語れない大好きな絵本の共有スペース⸝⸝꙳

8.くだもの

今日の1冊はこちら

 

福音館書店から出ているこちら

「くだもの」平山和子さく 

くだもの

 

前回に引き続き、平山和子さんの描かれた

絵本です。

 

これまた1979年に出版された

少し古い絵本なのですが

なんともロングセラー絵本!

私の世代でも、

「これ私も子供に読み聞かせているよー!」

という友人を1人ではなく

複数人知っています。

 

こんな古い絵本を読んでいるのは

うちくらいなものだ

と思っていたのですが

 

いやいやどっこいでした。

 

定番絵本のようで

こんな長い間に渡って

それぞれの世代で読まれている本

なんてなんて

素晴らしいいんだ・・!

と思うんです。

 

因みに前にご紹介したツペラさんの絵本

「くだものさん」ではももさんが大好きだった

息子はこちらの絵本では

ばななが大好きでした。

 

実は毎朝1本食べていて、

去年はバナナがデーンと真ん中に描かれた

Tシャツが彼のお気に入りで

喜んでよく着ていたほどです。

 

が、故に案の定ビリビリ。

 

大好きなばなな

 

 

余談ですが、

この「くだもの」の絵本、

構成が

 

白バックに すいか

白バックに もも

白バックに ぶどう

 

・・・

 

この絵をみると、美術大学へ進学した私は

どうしても受験を思い出してしまうのです。

 

受験絵画@日本画

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↑超有名美術予備校

すいどーばた美術学院さんのHPより引用

 

白バックという

実は日常ではあり得ない世界に

静物を構成して

ひたすら描いていた日々。

なつかしいなぁ。

 

日本画美大受験していらっしゃる方々には

共感の嵐のはず・・!)

 

因みに平山和子さん、東京芸術大学の図案科を

ご卒業されているとのことで

なるほど納得。